「失礼します」の声で慶太は目を覚ました。
「あっ、はい」
起き上がり詩織の寝ている部屋を閉めた。
「お食事をお運びしてもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
ふぅと深呼吸をしてスマホを見ると9時になっていた。
元々朝食は遅めにしてあったからよく寝れた。
「詩織、朝ご飯が運ばれるよ」
「…ん〜眠いよぉ」
「9時だから起きろって」
詩織を起こしていると朝食が運ばれた。
慶太はお礼を言って詩織を呼び続ける。
「先に食うぞ」
「ご飯……」
「うん、ご飯だぞ、よいしょ」
慶太は詩織の体を起こした。
「頭痛い…」
「それを二日酔いというんだよ(笑)」
慶太は座っていただきますと食べ始めた。
「詩織の好きな卵かけご飯だー」
「えっ、食べる」
はいながら詩織はテーブルに座った。
「ほら」
慶太がといた卵を渡してくれた。
2人とも卵は醤油を入れ、かき混ぜてからご飯にかける派だ。
「ありがとう」
ズルズルと卵かけご飯だけはすすって食べる詩織なのだ。
そしておかわりもしていた。
「はぁ、やっと目が覚めた」
お腹いっぱいとお腹をさすっている詩織
「今日はどこ行く?」
「せーので言おうよ」
「いいぜ、せーの」
『名古屋城!』
「決まりだな(笑)あと…」
慶太はスマホを見せた。
「ここに行かないか?」
そこはシルバーリングを手作りできるお店だった。
「ペア?」
「うん、嫌か?ゴールドも大丈夫みたい」
「嬉しい!ゴールドがいいなぁ」
「じゃあ夕方に予約入れるぞ」
「あい!…あれ?何で?」
詩織は自分からもれた返事に口を手で押さえた。
「詩織は昨日から返事があい!なんだよなー」
「やだ、恥ずかしい」
「酔っ払い詩織も可愛かったな」
2人は支度をして夕飯の時間を告げて出かけた。



