そうでしょと怜奈は笑った。
「詩織は登録を変更して赤崎を名乗りたいんだね」
「うん、そうなの、最初は本当にあだ名を付けるのに江藤は付けにくいからと軽い気持ちだったの、でも慶太くんが色々動いてくれて両親の許しも得てちゃんと結婚をしたいと思った、だからやっぱり待つべきよね」
「答えは出てるじゃん(笑)」
婚約はすれば?相手は内緒でと怜奈が言ってくれた。
「婚約はさ別に発表しなくてもいいんだからさ、赤崎側が言わなければ影響はなくない?」
「そっか……慶太くんと話してみる、指輪くれるとは言ってくれたよ」
「それなら大丈夫ね、さて、飲むかー(笑)」
時刻は23時、慶太と慎吾はタクシーで旅館に到着した。
運転手さんに待ってもらい詩織らの部屋へ行く。
「怜奈、迎えに来たぞ」
「え〜やら!」
「だから飲みすぎるなって言ったのに、はぁ」
よっと怜奈を軽々と抱き抱えてタクシーへ乗せた。
「バイバイ、怜奈〜」
「バイバイ」
と2人は家に帰っていった。
「慶太くん、抱っこ〜」
「よいしょ」と詩織も慶太に抱っこされて部屋に戻った。
「詩織も酔ってんな、何を飲んだんだ?」
「にほんしぇ…いたっ、舌噛んじゃった」
「日本酒飲んだのか」
「あい!」
「店じゃなくて良かったぜ」
「なあに?」
「いや、部屋の浴衣に着替えような」
「あい!」
何だこの可愛い生き物は…
「詩織ちゃん?」
「あい!」
「楽しかった?」
「あい!れも、ちっと泣いちったー」
「…そうか、はいバンザイして」
バンザイ〜と詩織は両手を挙げた。
「いい子だね(笑)」
浴衣を着せて布団に連れていった。
詩織がウトウトし始めると慶太は部屋に付いている風呂にざっと入り詩織を抱きしめて眠った。



