遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる


店に入ると予約していなかったがコース料理が食べれるという事でそれを注文した。

「そうだ、詩織、昨日さ、俺がお父さんに言う言葉を考えてたの知ってたくせに軽々と話したよな(笑)」

「怜奈の話が出なかったら言わなかったのにー、お母さんについつられちゃった、ごめんなさい」

「お父さんもアッサリで逆に気が抜けたわ、詩織はお父さんに似てるんだな」

「よく言われる(笑)」

刺身が運ばれてきて2人は美味しく頂いた。

「うまい!」

しばらくするとお魚の煮付けが運ばれてきた。

「店主からです、実は店主は赤崎選手のファンでお店に入ってきてから緊張しております(笑)」

「あ、ありがとうございます」

「江藤選手も優勝おめでとうございます、後でデザートもサービスさせていただきます」

「いいんですか?」

「そこは最初は断ることろだろ(笑)」

「え、嬉しかったから、すみません」

「よければサイン書きますよ、店主にお伝えください」

「わかりました、どうぞごゆっくり」


詩織は運ばれた煮物をじっと見ていた。

「ホゴの煮付けだ〜」

「ホゴ?」

「うん、瀬戸内海では結構とれる魚だよ、小骨が多いけど美味しいの」

慶太はスマホで調べた。

「カサゴか…」

「そうなん?私はホゴとしか知らない」

いただきまーすと煮付けを食べ始めた。

やっぱり瀬戸内海の魚はうまいやと詩織は嬉しそうに食べていた。


デザートが運ばれてくると店主が顔を出した。

「とても美味しかったです、急だったのにありがとうございました」

慶太は店の名前を入れてサインを書いた。