「ゆーきっ!!起きなさい!!!」


教科書をベシリと叩かれる私はダジャレみたいな名前でいじられる。。


担任からも。副担任からも。


寝ぼけ眼を擦りながら、欠伸一つ。


「お前ってやつは、なんでいつもいい席にいるのに、堂々と授業中にねるんだ。

お前は猫か。野良猫か。変わらないぞー?」


飽きない説教。

聞き飽きた。

どの授業も退屈で寝た。



新しい友達は好奇心旺盛な轡(たずな)と、
みためはおっとりだけど辛口なユウリ。



「また寝てたね」


「懲りないねー」



五月蝿い。周りの声って聞いてみると煩く感じる時ってない?これが社会に出るってことなのかー


とまじまじと感心。する、我なのであった。。