本来の、僕の姿。
普段は、羽を背中にしまっているよ。飛ぶ時だけ、羽を出す感じかな。
そんなことを思いながら、僕は空へと飛び上がった。
空から怪異を探していると、マンションの屋上に大きな虎型の怪異を見つけて、僕はすぐに連絡をしようと耳飾りに触れる。
玄武が作った、僕ら四神にしか使えない、連絡用の術の編み込まれた耳飾り。それに魔力を注げば、皆に連絡が出来るという優れもの。
「――朱雀より皆へ。××マンション屋上にて、虎型の怪異を発見」
皆に連絡をすれば、玄武からの指示が飛んできた。僕らが四神をしている頃から、玄武は怪異の研究及び魔導具の開発を行っている。
そして、怪異討伐の指揮を執ってくれるのは、いつも玄武だ。
一言返事をして、僕は通信を切ると近くの一軒家の屋根の上に着地する。
さて、今日も怪異狩りの始まりだ。
普段は、羽を背中にしまっているよ。飛ぶ時だけ、羽を出す感じかな。
そんなことを思いながら、僕は空へと飛び上がった。
空から怪異を探していると、マンションの屋上に大きな虎型の怪異を見つけて、僕はすぐに連絡をしようと耳飾りに触れる。
玄武が作った、僕ら四神にしか使えない、連絡用の術の編み込まれた耳飾り。それに魔力を注げば、皆に連絡が出来るという優れもの。
「――朱雀より皆へ。××マンション屋上にて、虎型の怪異を発見」
皆に連絡をすれば、玄武からの指示が飛んできた。僕らが四神をしている頃から、玄武は怪異の研究及び魔導具の開発を行っている。
そして、怪異討伐の指揮を執ってくれるのは、いつも玄武だ。
一言返事をして、僕は通信を切ると近くの一軒家の屋根の上に着地する。
さて、今日も怪異狩りの始まりだ。



