その後 両親によって救急車が呼ばれ、救急搬送された


私が目を覚ましたのはその事故の5時間後頃

お兄ちゃんは事故のあと目を覚ますことはなかった


私を押すのに精一杯で自分は真正面から車にぶつかってしまったのだ




しばらく私は自分の行動を悔やみ食事もほぼ喉を通らないほどの状況だった

ただある日お兄ちゃんの言葉を思い出した

お兄ちゃんは立派な学校に行きお父さんの会社の後を継ぎ会社を大きくすることを夢に見ていた





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多分お兄ちゃんならその夢を叶えられただろうと、今でもそう思う

私達は お兄ちゃんとお姉ちゃんが4歳差、お姉ちゃんと私も4歳差

と結構間が長く お兄ちゃんと私は8歳も離れていた