嫌いなものは病院なの


玲菜side


「、、、はぁ」

もう最悪だよ、、、。
こんくらいの熱でインフルの検査されるわ坐薬入れられるわ、、、。
目が覚めて色々思い出したら嫌になる。


”トントントン”
悠「玲菜~入るよ~」

そーっと部屋に入ってきた悠くんと目が合う。

悠「あ、起きてたんだ!おはよ」

「、、、泣」

何か色々思いだしちゃって悠くんの優しい顔見たら泣けてきた。


悠「おー、どした?しんどいか?」
「んーん、、、」

「色々頑張ったもんな。えらかったよ!」って優しく頭を撫でてくれる悠くん。
でも

悠「ちょっとお熱測ろ?ごめんな?」
また?泣

「、、いらない、、」
悠「いらなくないよ、玲菜。お薬ちゃんと効いてるか確認しなきゃ」
「効いてる」


悠「お、それは良かった~!」
って言いながらさりげなく体温計を挟む悠くんはさすがだ。


悠「うん、少し下がったね!ご飯食べようか!」

そう言われてみれば大分ラクにはなった。
でも、食欲はない。。。

「ごはん、いい。」
悠「いい、じゃないですー。ちょっとだけでも食べよ?」

「い、痛い、ことする?」

食べないと点滴とかされちゃうのかなって不安になって聞いてみた。


悠「え?あ、ハハハ(笑)ん-、したくないよね。だからちょっとでも食べて欲しいな」

家族がお医者さんだとこうなるのが本当にイヤ。

「ちょっとだけ」
とリビングに降りて本当にちょっとだけ食べた。
でも悠くんは「えらい!頑張りました!」って褒めてくれた(^-^)

薬のおかげもあり、その後は熱もそこまで上がらず。


「もう大丈夫!元気になった!」

悠「よかった!じゃ、ちょっとごめんよ~」

!!なんで聴診器!?
「なんで!?それいらない!!!」

悠「ん?これ?いるいる(笑)神谷先生も心配してたしさ、確認させてな?」
「大丈夫って言ったら大丈夫なの!」

妹がこんなに嫌がってるのに全く折れない兄、、、。
結局半ば強制的に診察されちゃうんだよね、、、。

悠「、、、はい、おっけ!よく頑張りました!もう大丈夫そうだね!」

ちょっとした風邪なのに大袈裟なんだから、、、。

もうこんなの御免だわ。