目の前に倒れている緑のモヒカンを前に、私は呆然と立ち尽くしていた。私が倒した……?わけじゃないよね?
「っ……はは、はははは……!」
隣から笑い声が聞こえてきて顔を上げると、大和くんが大笑いしていた。
「お前本当、おもしれーのな。ははは。」
私の中にある大和くんへの思いが溢れ出しそうだ。目にどんどん涙が溜まってくる。いつもどうして助けに来てくれるんだろう。こんなことされたらますます好きになってしまう!
「大和くん……」
「おい、泣くな。」
そんなこと言ったって泣きそうだ。絶体絶命のピンチでいつも助けに来てくれるなんて、王子様以外の何者でもない。
「どうしていつも……」
「ここあぶねーから、こっち。」
大和くんは迷わず私の手を引いた。ドキドキが止まらない。薫くんに言われた『1回言っただけじゃ理解できないと思う。だから2回か3回は言わなきゃね。』という言葉が頭の中に浮かぶ。もう1回……もしくは2回言わなければならない。でもいつ言うの?今?今なの!?
「っ……はは、はははは……!」
隣から笑い声が聞こえてきて顔を上げると、大和くんが大笑いしていた。
「お前本当、おもしれーのな。ははは。」
私の中にある大和くんへの思いが溢れ出しそうだ。目にどんどん涙が溜まってくる。いつもどうして助けに来てくれるんだろう。こんなことされたらますます好きになってしまう!
「大和くん……」
「おい、泣くな。」
そんなこと言ったって泣きそうだ。絶体絶命のピンチでいつも助けに来てくれるなんて、王子様以外の何者でもない。
「どうしていつも……」
「ここあぶねーから、こっち。」
大和くんは迷わず私の手を引いた。ドキドキが止まらない。薫くんに言われた『1回言っただけじゃ理解できないと思う。だから2回か3回は言わなきゃね。』という言葉が頭の中に浮かぶ。もう1回……もしくは2回言わなければならない。でもいつ言うの?今?今なの!?



