ヤンキー高校に転入した私

薫くんの告白を断ってしまった私は、どんな顔をして会えばいいのかわからなかった。でも翌朝、薫くんは何も変わらなかった。気まずいのは私だけみたいでちょっとはずかしい。

その日の放課後も、いつものように薫くんと一緒に学校を出た。朝は穏やかだったのに、風が強くて寒い。もう少し厚着をしてくればよかったと思った。

「最近は風が強くて寒いよね。あ、ちょっと待ってて。飲み物買ってくるよ。」

薫くんはそう言ってすぐ近くにある自動販売機へ向かった。

「すみません……」

背後から声をかけられて振り返った──その瞬間、視界が真っ暗になった。