紗里奈から試合の感想を聞いていたクラスメイトたちは、褒め称えてくれる紗里奈の言葉が嬉しくて、紗里奈は試合に出なくても1組の一員だと言って盛り上がっていた。
「大和さん、紗里奈が良い試合だったって言ってましたよ!あいつやっぱ1組に来て正解っすね。試合出てないのに、出てるみたいな立場で話してました。」
「ほんと、試合の大和さん見て惚れるとか、ヤンキーの鏡だよな!ははは!」
ガタンッ
大和の前にいた2人はビクッとした。怒らせてしまったと思い謝ろうとして顔を向けると、大和は顔を片手で覆って俯いていた。顔は隠れているけど、耳が真っ赤だ。
(え……大和さん……!?)
(おいおい……まじかよ!!)
2人は初めて見る組長の様子から目が離せなかった。
「大和さん、紗里奈が良い試合だったって言ってましたよ!あいつやっぱ1組に来て正解っすね。試合出てないのに、出てるみたいな立場で話してました。」
「ほんと、試合の大和さん見て惚れるとか、ヤンキーの鏡だよな!ははは!」
ガタンッ
大和の前にいた2人はビクッとした。怒らせてしまったと思い謝ろうとして顔を向けると、大和は顔を片手で覆って俯いていた。顔は隠れているけど、耳が真っ赤だ。
(え……大和さん……!?)
(おいおい……まじかよ!!)
2人は初めて見る組長の様子から目が離せなかった。



