ヤンキー高校に転入した私

そんな大和を見ながら、クラスメイトたちはコソコソ打ち合わせをはじめた。

「おい、どーする?言ってみるか?」
「無理だよ!」
「拳が使えたら楽なのにな……」
「本当だよ……」

人見知りな組長は、転入生ということに女の子ということがプラスされて、手も足も出なくなってしまっている。相手が男ならば適当に喧嘩をけしかけて仲良くなるきっかけを作ることができるけれど、女の子相手ではどうしようもない。

クラスメイトたちは、話しかけたいのに話しかけられない大和の思いを察して毎日そわそわしていた。