「帝位を継ぐべきは、一の宮ただ一人だということはお分かり頂けたかと思います。 中宮の子も、あの中宮の子として可愛くは思いますが、あの子が天皇になるようなことはあってはならないことです。 しかし、この事は隠し通します。 だからこのままでは、中宮の子であるあの子を天皇にとの動きが無いとも言えないのです。 だからこそ、あなたには是非中宮になって頂きたい…」