乳母を呼んで、引き受けてくれた旨を話すと、 「娘をお選びくださったこと、心より感謝申し上げます。 不束者ではございますが、私も指導して参りますゆえ、どうかよろしくお願い致します。」 と、目に光るものを浮かべて頭を下げました。 「引き受けて頂いて、私こそお礼を申します。」 実の母子の愛を目の当たりにして、私は無意識のうちにお腹に手をやっていました。