「どこかお悪いのですか!?」 私に覆い被さる尚仁様に驚いて尋ねると、苦笑いなさって 「…恋の病です。 あなたを滅茶苦茶に抱きたい衝動に駆られながらも、お腹の御子のことを考えると……………。」 そう仰り、また溜め息をつかれます。 私は事情を把握して、ぼっと赤くなりました。