しばらくして落ち着いた私に、 「私がお側に着いていて差し上げますから、お部屋へ戻りましょう。 女房達があなたのご不在に気づいたら、何事かと驚いてしまいます。」 と言います。 私は渋るのですが、乳母に強く説得され、もう大分時間も経っているのであの二人も出て行っただろうと思い、部屋へ帰ることにしました。