今度の尚仁様の御表情は、きょとんを通り越して愕然としていました。 「私がこのような進言を致しますのは誠に出過ぎたこととは存じております。 しかし、なるべく早く、世間の当て推量な噂をお止め頂きたいのです。 麗景殿宮様を中宮におつけになるだろうことは、女の勘で存じております。 それならば、1日もお早く…」 、