平安物語【完】




尚仁様は、私を抱き締めたまま、色々とお話をしてくださいます。

私はそれに相槌を打ちながら、今から申し上げようとしている事を考えていました。

この穏やかで幸せな雰囲気が凍りつくことは、分かっているのですが…