平安物語【完】




申し訳ございません、尚仁様。

でも今はまだ、気持ちの整理がついていないのです。

今話をしたら、私は何を口走るか分かりません…

申し訳ございません、板挟みの尚仁様のお辛さはお察し致します。

少しだけ、お待ちくださいませ…


尚仁様が寝息を立て始めたのを確認して、私は声を殺して泣きました