まるで突然の事で、少し呆然としながら通された席に腰を下ろしました。 麗景殿の女房達が右往左往しながら支度をしています すると奥からさらさらと落ち着いた衣擦れの音が聞こえてきました。 あぁ、宮様がいらした―と自然と思われるのも不思議なことですが、これが高貴なお血筋というものでしょうか―