そのままにもしておけなくなったのか、身分の高そうな女房が出てきて、 「突然のご無礼をどうかお許しくださいませ。 なにぶんまだあどけない姫宮でいらっしゃいまして… もしよろしければ、お立ち寄りくださいませんでしょうか?」 と恭しく言い、御簾を引き上げて促しました。 私達もこのままでは決まりが悪いので、謹んでお受けしてお邪魔することに致しました。