「帝になんてならなくても良い。 東宮の座なんて誰にでもくれてやる。 国の行く末なんて知らぬ! 私はあなたと二人、どこか誰の目も気にしなくて良い所へ…」 そこまで仰ったところで、私が唇を以て尚仁様の口を塞ぎました 尚仁様は唖然としていらっしゃいますし、こんな大胆な事をしたのは初めてで私も顔が熱くて仕方ありません… でも…