平安物語【完】




その夜の東宮様…尚仁様は、いつもより荒々しく情熱的で…

お優しい尚仁様も素敵だけれど、たまにはこんな尚仁様も…
なんて思ったりなど致しました

抱きながら、熱にうなされたように「静子…静子…」と仰る尚仁様は、私の涙を誘いました


もう、このまま死んでしまいたい…

この、尚仁様の腕の中で、愛されたまま、死にたい…