自然重くなる足を引きずって、東宮様の元へと歩みます ―こういう気持ちの時は、御寝所までの道のりがこんなにも短く感じるのね… そんな事を考えながら、妙に冷静な自分がいました。 ―私は…驕った気持ちでお人形や文を差し上げたのではないわ。 きっと、きっと分かって頂ける。