平安物語【完】




―翌朝


朝の身支度を終え、私はぼんやりしていました。

昨夜は乳母のお説教が長引いて、寝不足なのです。

あぁ、眠い…


ついうとうととまどろんでいしまいました。


「姫様…まっ、はしたのうございます!

うたた寝だなんて…まったく…」

間の悪いことに、ちょうどその時乳母が入って来ました。