『真理ちゃんは、真理ちゃんのまんまで良いんだよ?俺はカフェで真理ちゃんを見て好きになったけど、ちゃんと中身も見てるよ?』 『スズッ…ぅん…』 『真理ちゃんが1人の時間を大事にしてるのも知ってるよ。』 『ぅん………』 『だから、俺に遠慮しないで?俺は真理ちゃんの全部が好きなんだよ?』 『……ぅん。』 『でも、真理ちゃんに俺がこの部屋に居てこんなに我慢させてたなんて思ってなかった…』 『…………。』 健太郎は深呼吸をした。