1週間休学担ったのだが、もう松阪が精神的におかしくなってしまったとの連絡が回ってきた。



嫌な予感はしていたが、見舞いをしてくれと連絡が。



ーーー校長が行けばいいのに。



そう思ってしまったのは、松阪がきっといい状態じゃないからこそ、この学校の一番の責任者に出向いてほしかったのだ。



案内された、精神病棟に着いた。



「行かなないと………あかんか?」




「そうだな」




車の中で力なく呟いた、早羽は冷や汗だらけ。




「………やっぱり、お前は帰るか?」




「ここまで来て、どうやって帰れって言うんや。お前の車なのに」




「待ってればいいだけだろ?」



「嘘や。行く」




素早くドアを閉めて、病院の受付に。



早速俺たちは案内された待合室に、出向いたのだが。



「なぁ、修ーーー俺達どんな事が、あっても一緒なんやな?」



暫く松阪の準備が整ってないとの事で、待合室の前で座らされる俺達。



その最中に聞かされたものだから、不気味に思って。



「何だよ。変なこと言うなよ」




「俺………嫌な感じがするんや」



その予感というのは俺もしてるだなんてことも、言えないわけで。




「もう、ここまで来たんなら黙ってろ。松阪にも失礼だろ」




妙に早羽は押し黙って、「……ごめんな」だなんて言うもんだから、調子が狂う。