はぁ!?!?
「俺が悪いみたいになるだろ。
そういうのは辞めてくれ」
「冗談だよ。
でも答えてくれたら、辞めてあげない」
面倒くさいな………なんだよ。
「ずっと修っちに聞きたいことがあるの!!」
「なんなんだ?」
「修っちは、先生としてのきっかけって何?」
「楽をしたい」
校長がコホンとせきをした。
「そんな気持ちだったら、十数年も続けられないでしょ!!」
「わからんぞ?」
「じゃあ、こんな戦場働ける?」
「………それは、違うかも」
また校長が目つきをキツネのように細くして、視線を送る。
が無視した。
「何がいいたいんだ?」
「だーかーらー!!
修っちが先生として続けようっていう情熱の元は?」
手がピクついた。
「浮気は辞めろって言ったろ。
友香!!」


