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目を開けると見知らぬ天井が見えた。
頭を左右に動かして部屋を見渡してもここが何処だか分からない。
頭上には閉められた窓が2つ。
薄いカーテンがされていて外が見えにくい。
けれど外は暗く、きっと今は夜だろう。
重い体をなんとか起き上がらせて分かったのは、たった今私は1人で眠るには大きなベッドに横になっていたという事。
…後、おでこに何か貼ってある事。
「起きたか?」
「…理人さん?」
声がした方に視線を向けると、そこには呆れ顔で私を見る理人さんが壁に寄りかかって立っていた。
その首元にはタオルが掛けられている。
お風呂上がりだろうか。
「ここ、俺の部屋」
「理人さんの…」
「その方が手っ取り早いと思って。親御さんは?」
「居ないです。しばらく帰って来ないかと」
「…あっそ。まぁいいや」
「あの、私……」
「熱で倒れたんだよ。まじビビったわ」
「……すみません」
そういえばお店の前で理人さんを待ってて、理人さんが現れた事に安心して、そこからの記憶が無い。
目を開けると見知らぬ天井が見えた。
頭を左右に動かして部屋を見渡してもここが何処だか分からない。
頭上には閉められた窓が2つ。
薄いカーテンがされていて外が見えにくい。
けれど外は暗く、きっと今は夜だろう。
重い体をなんとか起き上がらせて分かったのは、たった今私は1人で眠るには大きなベッドに横になっていたという事。
…後、おでこに何か貼ってある事。
「起きたか?」
「…理人さん?」
声がした方に視線を向けると、そこには呆れ顔で私を見る理人さんが壁に寄りかかって立っていた。
その首元にはタオルが掛けられている。
お風呂上がりだろうか。
「ここ、俺の部屋」
「理人さんの…」
「その方が手っ取り早いと思って。親御さんは?」
「居ないです。しばらく帰って来ないかと」
「…あっそ。まぁいいや」
「あの、私……」
「熱で倒れたんだよ。まじビビったわ」
「……すみません」
そういえばお店の前で理人さんを待ってて、理人さんが現れた事に安心して、そこからの記憶が無い。

