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「…んで?それで終わったんだ?」
「そ。何か言いかけてた気がするけど結局何でもないって言って仕事に戻ってった」
「翠ママってさ、帰ってこない間ずっと仕事って訳じゃないでしょ?何処に居んの?」
「会社の近くに家借りてんじゃない?よく分かんない、私も」
母が仕事に行って数日経った今日、約束通りユズに新作のフラペチーノを奢ってもらった。
「別に遠慮しないで家に来ても良かったのに」
「流石に迷惑になっちゃうから」
駅内にある小洒落たカフェ。
夏休み期間のせいなのか、駅周辺には同年代っぽい子達で溢れている。
「ま、終わった事だしもういいんだよ」
「もー、今度は頼ってよね」
「いつも頼ってるよ」
フラペチーノが良い感じに冷たくて美味しい。
ユズは不服そうに同じ味のフラペチーノの飲んでいる。
「この後どうするー?」
「映画とか?」
「あー、あり。でも今何かやってたっけなー?」
窓際の席に座った私達。
ユズが上映スケジュールを調べている時にふと外を眺めた。
色んな人が色んな人と行き交っている。
「…んで?それで終わったんだ?」
「そ。何か言いかけてた気がするけど結局何でもないって言って仕事に戻ってった」
「翠ママってさ、帰ってこない間ずっと仕事って訳じゃないでしょ?何処に居んの?」
「会社の近くに家借りてんじゃない?よく分かんない、私も」
母が仕事に行って数日経った今日、約束通りユズに新作のフラペチーノを奢ってもらった。
「別に遠慮しないで家に来ても良かったのに」
「流石に迷惑になっちゃうから」
駅内にある小洒落たカフェ。
夏休み期間のせいなのか、駅周辺には同年代っぽい子達で溢れている。
「ま、終わった事だしもういいんだよ」
「もー、今度は頼ってよね」
「いつも頼ってるよ」
フラペチーノが良い感じに冷たくて美味しい。
ユズは不服そうに同じ味のフラペチーノの飲んでいる。
「この後どうするー?」
「映画とか?」
「あー、あり。でも今何かやってたっけなー?」
窓際の席に座った私達。
ユズが上映スケジュールを調べている時にふと外を眺めた。
色んな人が色んな人と行き交っている。

