「このあと、うちに来ませんか?明日も休みだし、、、ずっと松雪主任と一緒に居たいです。」
雨に濡れながら抱き締め合い、そう言う糸師くん。
それは、、、お泊まりって意味だよね?
その言葉にドキッとしてしまうわたし。
けど、、、わたしも糸師くんとまだ一緒に居たい。
わたしは糸師くんの腕の中で頷くと、「うん、わたしも一緒に居たい。」と言った。
その後、わたしたちはびしょ濡れの状態で傘をさしながら歩いて糸師くんの家に帰宅した。
糸師くんの自宅は、1LDKの綺麗なマンションの5階で、ミニマリストの印象があった糸師くんだけど、家具やラグなどにこだわりを感じ、お洒落な時計や置物なんかもあったりして意外な一面が見れた気がした。
「お邪魔します。」
わたしがそう言いリビングを見渡していると、糸師くんは急いでタオルを持って来てくれて、「今、お風呂沸かしますね。」とバスルームへと入って行った。
糸師くんの家でお風呂、、、
どうしよう、わたし何の準備もしてきてないけど、、、
しかも、お風呂入ったら、スッピン見せることになるよね?!
それで幻滅されちゃったら、、、
いや、糸師くんはそんな人じゃない。
糸師くんになら、どんな姿でも見せられる。
わたしは糸師くんから借りたタオルで髪を拭きながら、糸師くんを信じる気持ちを確かめた。



