君がいたからできたこと

彩葉「香愛榴!大丈夫?
   直生!お前何やってんの!」

彩葉は体を支えて私を立たせてくれた。

直生「かお、本当にごめな。」


私をかおと呼ぶこいつは、いわゆる腐れ縁で村野直生(ムラノナオキ)、直生は彩葉と同じで幼稚園の頃から同じクラスだ。


そして、いつのまにかクラスを見に行っていた、彩葉が

彩葉「今年も3人で同じクラスだったよ!
   1年D組で四階の一番奥だけど香愛榴大丈夫かな?」

「大丈夫だよそれぐらい。
 慣れた慣れた。」 

直生「ほんとか?」
 
「ほんとほんと」

本当は、大丈夫じゃない。

私は、脚のせいで運動ができなくて、体力がない➕体が弱い。

だから、のぼれても、三階までだった。

それを見破られているかのように、彩葉と直生にじっと見られた。