君の世界は眩しかった。【完】

一花sids

蓮くんは何も言わない。
ただ、黙って私を見つめている。

何かを、言いたいのに──
言葉が出ない。

あの手紙を送ってから、私はすぐに後悔した。
蓮がもう、私のことを忘れているとしたら、
こんなに後悔するなら、会わなければよかったと。

でも──

「蓮くん、あの手紙、ちゃんと届いた?」
私は思わず聞いてしまった。

蓮はゆっくりと頷き、
「届いた。」と、静かに答えた。

その言葉が、私の胸に重く響いた。