君の世界は眩しかった。【完】

その日、舞台監督に頼んで早退した。

電車に揺られながら、ずっと考えてた。

今、会いに行くべきか。
それとも、このまま思い出にしてしまうべきか。

でも、気づいていた。

蓮くんに“ちゃんと好きだった”って言わないと、
私は一生、誰も本当に愛せない気がした。