君の世界は眩しかった。【完】

その日から、紗月は連絡をしてこなくなった。
僕も、自分から連絡はしなかった。

誰も悪くなかった。
だけど、失うような痛みだけが残った。

きっと僕は、まだ誰かのことを“忘れてない”まま、
誰かを好きになろうとしていたんだ。

そんな自分が、紗月にとってはきっと、
一番“残酷”だったのだろう。