その日から、紗月は連絡をしてこなくなった。
僕も、自分から連絡はしなかった。
誰も悪くなかった。
だけど、失うような痛みだけが残った。
きっと僕は、まだ誰かのことを“忘れてない”まま、
誰かを好きになろうとしていたんだ。
そんな自分が、紗月にとってはきっと、
一番“残酷”だったのだろう。
僕も、自分から連絡はしなかった。
誰も悪くなかった。
だけど、失うような痛みだけが残った。
きっと僕は、まだ誰かのことを“忘れてない”まま、
誰かを好きになろうとしていたんだ。
そんな自分が、紗月にとってはきっと、
一番“残酷”だったのだろう。


