君の世界は眩しかった。【完】

二学期の始業式。
夏が終わった教室は、少しだけ空気が冷たくなっていた。

「笹浜、久しぶり〜。なんか背ぇ伸びた?」

「……え、そう?」

クラスの雑談に軽く返して、
僕は席に着くと、窓の外を見た。

雲が高くなって、秋の匂いがした。

だけど──
心の中には、ずっと“ある疑問”が残っていた。

紗月の言葉。
「これからも、あなたが描く絵を好きになると思う」

それは、絵だけの話だったのか。
それとも──