そして何とかついた 職員室。 ガララっと音を鳴らしてドアを開けた。 職員室特有のコーヒーの苦い香りに包まれて 緊張感がアップする。 そして一歩足を踏み出した。 「あの…相沢ですけど……」 まだ名前も知らない初めて見る先生に話しかける。 「あぁ!!相沢さんね! 聞いてるわぁ、 あなたの教室は3年2組ですよ!!」 そう言って 女の先生は言った。