「ねぇ、私のどこが好き?」


ずっと聞けなかったことを聞いてみた。


「えぇ~、どこって、分かんねぇな~」

「・・何それ・・・」


私がふくれていると、ゆぅ君は全部だからって言ってくれた。


「私もゆぅ君のこと全部大好きだよ!!」


ずっと聞きたかったこと、ずっと言いたかったこと・・・今、やっと言えた・・・・。


初めてこんなに人を愛しいと思った。


「なぁ、このリボンなんでピンクか分かるか?」


ゆぅ君が指輪が入っていた箱を指差して言った。


「えっ・・・分かんない・・・・」


私がそう答えると、ゆぅ君は笑いながら言った。


「ほら、桃子やから・・・桃・・・・」

「桃って意味?」

「そっ。だけん、ピンクにした」

「あはは・・・」


私達は笑った。


「水嶋、俺ら卒業まであとちょっとしかないけどずっと一緒におろうな!」

「うん!!」

「卒業したら、俺ら別々やけど・・・」


ゆぅ君が何か言おうとしてたけど、


「大丈夫だよ」


その言葉をさえぎって私は大丈夫だよって笑った。


私達はやっとお互いの想いを伝えることが出来た。

私は、今まで隠してた想いをすべてゆぅ君にぶつけようと思った。


二人の想いはこの日、やっと一つになれたんだ。