「でも、お前らがずっと想い合ってたことは
 マジですげぇと思うわ!」

「ホントだよね~。なつもそう思うし!」

タケルとなつがなにやらそう言って
盛り上がっていた。


私とゆぅ君の話ばかりで少し照れ臭いのも
あって、

「タケルはどんな中学生だったの?」

私は、タケルにそう聞いてみた。

「俺は、まぁ、普通の・・・」

「やばかったよな!あの頃のタケル!」

健ちゃんが教えてくれた。


「桃子達は知らんと思うけど、あの頃の
 タケルはマジでやばかったぞ!俺や優士
 も結構なもんだったけど、タケルはそれ
 以上だった。奈々の弟って知った時は、
 どうしようかと思ったし・・・」

「へぇ~、そんなにやばかったの?」

今度は、私が興味津々。

そういえば、高校の頃のタケルはやばいって
有名だった。

でも、私はタケルがケンカしてるところや
キレてるところを一度も見たことがなかった
から信じられなかった。

だって、一緒にいた時のタケルはすごく
笑顔がかわいくて、優しかったから・・・。


「俺らの代で一番やばいんがタケルだった。
 k中のタケルって言われてたぐらいやしな。
 ケンカもハンパじゃなかったし!」

「そうなんだ~」

私がタケルに目線を向けると、タケルは
恥ずかしそうな顔をしてた。


「そんなタケルが、今はこんなになっちゃって
 ねぇ・・・。健ちゃんもゆぅ君も、あの頃と
 すごい変わったよね。昔は、三人とも
 すごかったのに・・・」

「今も、ケンカばっかりやってるとかありえん
 だろ。もう24やし、俺らやって変わるわ」


タケルが呆れた顔をして笑った。