夕飯も約束通り、ゆぅ君に食べさせて
もらった。

子どもみたいだな・・・ってゆぅ君は笑って
いたけど、すごく嬉しかった。


「ちょっと、寝てもいい?」

「いいよ。好きなだけ、寝ろよ」

ゆぅ君は、また手を握ってくれた。

好きなだけ、寝ろか。

このまま、ずっと寝てしまうかも・・・。


ゆぅ君の手から温もりが伝わってきた。

離さないでね・・・。

もう二度と離さないで・・・。




「・・・健ちゃんとタケル?」

目が覚めると、ゆぅ君の隣に、健ちゃんと
タケルがいた。

あれから、タケルから電話やメールが
たくさん来ていた。

だけど、私は電話に出ることも、メールを見る
こともなかったし、かけ直したりなんてことは
もちろんしてなかった。


あんなに大切な友達だったけど、これからは
一緒にはいられない。

そう思ってたのに、また会っちゃった・・・。



「健二とタケルな、今来たとこや!」

目を覚ました、私にゆぅ君が教えてくれた。

「そうなの?ありがと!!」


健ちゃんとタケルもお見舞いに
来てくれたんだね。


ありがとう。

本当に、ありがとう。