「そろそろ、行かないとな!」

「そうだね・・・」

私達は、懐かしい、そして思い出もいっぱい
詰まったこの場所を後にした。


「また、登るか!」

「だね・・・」

また、服を汚しながら、門を登った。


「あ~ぁ、せっかく買ったのに・・・」

私の買ったばかりのワンピースは
残念ながらボロボロになった。


「仕方ねぇよ~。
 俺だって、ほら!」

ゆぅ君のスーツもボロボロだ。


「アホだな・・・俺達。
 絶対、みんなに何か言われるわ」

「健ちゃんに馬鹿にされそう~」

そんなことを言いながら、会場に向かった。


「ってか、7時からだったよな~?」

「うん。やばいよ。もう7時だし!」

「急ぐぞ~!!!」


私達は走って、会場に向かった。




本日、貸し切り。

ドアの前に看板が置いてある。


「・・・貸し切り?」

ゆぅ君は首を傾げている。


きっと、びっくりすると思う。



だってね、この会場には・・・。