「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」

黒いスーツに身を包んだ店員さんに声を
かけられた。


「ネックレスを探してるんですけど・・・」

私がそう言うと、その店員さんはこちらへ
どうぞと言いながら、案内してくれた。


「どのようなものをお探しですか・・・?」

「ん~・・・」

私は迷った。

ゆぅ君がどんなのが好きなのか・・・?

分からない・・・。


「あの~、ペアってありますか?」

恥ずかしいけど、聞いてみた。

「ありますよ。お客様が付けられますか?」

「・・・はい・・・」

でしたら、こちらの・・・。

そう言って、見せてもらったネックレス・・・。


「こちら、新商品になります。
 若い方に人気のデザインです」

シルバーのネックレス。

小さなプレートが付いている。



「これにしようかな・・・」


すぐに決めた。


だって、そのネックレス、
ゆぅ君に似合うと思ったから・・・。