「水嶋、何時までおれる?」

「う~ん、仕事が9時からだから、
 7時ぐらいかな?
 朝までいてもいいの?」

私がそう言うと、

「当たり前だろ。
 じゃ、寝るまで話でもしとこうか。
 話したいこといっぱいあるしな」

ゆぅ君がそう言ってくれた。


「寝ていいよ。ゆぅ君疲れてるんでしょ?」

「べつに、いいよ。
 俺、水嶋と話したいし・・・」

「私も話したいよ・・・。
 じゃぁ、いろんなこと話そっか!」


それから、私達はいろんな話をした。

だって、9年分だから、話しても話しても
まだまだ足りないよ。



「ゆぅ君、大阪で一人暮らしなの?」

「いや、一人暮らしって言うか、おっちゃんと
 住んでる」

「へぇ~、叔父さんと共同生活?」

「って言っても、おっちゃんはほとんど
 こっちで仕事やし、大阪来たときは、
 一緒に住むって感じやけどな・・・」


以外だった。

ゆぅ君のことだから、一人暮らししてるんだと
思ってた。


「叔父さんと仲いいの?」

「普通じゃねぇかな・・・。おっちゃん、
 俺のこと自分の息子みたいに思って
 くれてるけどな」

「そうなの?」

「うん。おっちゃんの息子って美容師と
 会社員だからな。俺がおっちゃんの後を
 継ぐ予定だしな」


その美容師ってきっと翔さんのこと
だよね・・・。