1ヶ月後。

私は同窓会に行きます!

やっと、決心できた。

みんなと会うことで私はまた一つ、
大きな壁を乗り越えられる。

・・・そう思う。


不安もいっぱいあるけど、なぜかすごく
待ち遠しかった。


「私、中学の同窓会に行くんだ~」

タケルにそう言うと、

「おっ、行って来い!」

そう言ってくれた。


タケルも、今、頑張っている。

仕事、家族、友人、そして、・・・恋。

会社の女の子から、告白されたらしく、
ここのところ、浮かれてる。

「で、その子にちゃんと返事したの?」

「あぁ・・・」

「うそ?OKしたの??」

「うん。まぁな・・・」

タケルは照れながらそう言った。


「くっそ~、私より先に恋人作って~!!」

私はそう言ってタケルをポカポカ殴る。

「痛ぇって!」

タケルは、私をうまく交わす。

「でも、よかったね!おめでとう!!」

私がそう言うと、タケルはありがとうって
笑った。


タケル、幸せになってね!

なんだか、自分のことのように嬉しい!!