それから、美鈴ちゃんの結婚話を聞いた。

子ども達の話もしてもらった。


「美鈴ちゃんの旦那さん見てみたい~!!」

「今度、会おうよ!!」

「本当?嬉しい!」

私達は笑い合う。

まるで、昔に戻ったみたい。


ふと、美鈴ちゃんが真顔になった。


「今からでも遅くないよ?」

美鈴ちゃんは私を見てそう言った。

美鈴ちゃんが言いたいことは分かるよ・・・。


でも、どうすることも出来ないんだ。

私は、何とかごまかし続けた。

そして、美鈴ちゃんにお礼を言って別れた。


後ろを振り向くと美鈴ちゃんと二人の子ども
達が笑顔で手を振っていた。


美鈴ちゃん幸せそうだなぁ~、
私はそんなことを思った。


美鈴ちゃんと別れて、すぐにタケルに
電話した。


「タケル~、今どこ??」

「本屋にいる~」

「すぐ、行くね!!」


甘えかもしれないけど、タケルによかったな
って言ってもらいたかった。