翔さんと別れて、私は生きる意味を失った。

何もする気になれない。

だけど、学校だけは休まずに行った。


誰とも、話したくない。

カップルを見ると、吐き気がする。


何で、私は幸せになれないんだろう・・・。


心は病んでいた。


そんな私に気付いてくれたのが、・・・・・・・タケルだった。



「桃子、お前、何かあったんか?」

タケルは最近、また学校に来るようになっていた。

「翔さんと別れちゃったよ・・・」

「そうだったんか・・・」



それからタケルは、前みたいに私のそばにいてくれるようになった。


そして、ある日、タケルに言われた。


「ずっと、桃子のこと好きだった。俺と付き合ってくれ!」

私は、タケルのことそんな風に見たことも、思ったこともなかった。

だけど、そう言ってくれたのが嬉しくて、タケルと付き合うことに決めたんだ。


今は、誰でもいい。

誰かにそばにいてもらいたい。


愛してほしかった。