「5年間は帰って来れないってことは22才まで帰って来ないってこと?」

「そうなるね・・・」


千絵はすごく悲しそうに言った。

私もそう思うとすごく悲しくなった。


「ゆぅ君頑張ってるかな?なんか、私も頑張んなきゃって気になってきたよ!!」

「その、翔さんって人と?」


なつがからかう。


「違うよ!!」


大きな声でそう否定した。


「ねぇ、桃子はもう、優士君のこと何とも思ってないの?」


千絵が私を見て言った。


「忘れられるわけないよ。今でも、あの頃と変わってないよ。自分勝手だと思うけど。もう、あれから会ってないし、長い時間が経ってるのにね。変だよね、私・・・」

「変じゃないよ!!いいんじゃないの?想ってるのは自由だよ」


千絵はそう言ってくれた。


「そう言ってくれると、ありがたいよ」


私はそう言って笑った。


「でもね、恋はしたいと思うんだ。あれからずっと恋は出来なかったけど。ゆぅ君のことは忘れられないと思うけど。これっていけないことかな??」


私がそう言うと、


「いいんじゃん?」


そう言ってなつが笑った。


いつか、私も恋が出来るのかな?


ゆぅ君以外の人を好きになることが出来るのかな?