高校入試の合格発表の日を迎えた。


私は母親と一緒に高校に向かった。

A高に着くとすぐに梨花を探した。

でも、思ったよりも人が多くて見つけることなんて出来なかった。


みんなが向かっている方向に目を向けた。

そこには大きな掲示板があった。


そこに、合格発表の紙が張られるみたい。

まだ、合格者の番号は張られていない。





・・・すごくドキドキしてきた。

しばらくすると、大きな紙を持った男の人がやって来た。

そして、掲示板に番号が書かれている紙を張り始めた。





「187番・・・」


私は焦りながら、自分の番号を探した。


「桃子!あったよ!187番あった!」


私より先に母親が私の番号の187番を見つけた。


「ほんとだぁ~。ある!」


私は嬉しくて、涙が出てきた。

そして梨花の番号を探した。


梨花は私より2つ前の番号だ。


「185番・・・」


私は梨花の番号を探した。


「184番・・・185番!あった!梨花も受かってる!」


私は大きな声でそう言って泣いた。


「桃子、がんばったわね。梨花ちゃんも受かったし、よかったね」


母親はそう言ってくれた。


私と梨花は春からここの生徒になるんだね。


周りを見れば、泣いている生徒がたくさんいた。


その涙は、嬉し涙だったり、悲し涙だったり、悔し涙だったりするんだろうな・・・。


私はそんなことを思った。


なつと千絵もきっと受かってるよね?


二人ならきっと大丈夫だよね。