「あっ、水嶋の文集発見!!」


なつが大きな声で叫んだ。


「見ないでよ~!!」


私は必死にそう言って文集を隠す。



私の文集。

やっとこの前書いた。

ずっと、何を書いたらいいんだろう?って考えてた。

でも、千絵に言われて素直に思ったことを書いたんだ。


「私の3年間はいろんなことがありました。
 嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、
 苦しいこと、本当にいろいろあったけど、
 私はいつも友達に支えられてきました。
 
 なつと千絵。
 二人と一緒にいると私はいつも笑ってた。
 いつもいつも心配ばっかりかけてたけど、
 助けてもらってばっかりだったけど、
 二人がいたからいつも笑顔でいられたよ。
 高校は別々になってしまうけど、
 いつまでも3人で一緒にいたいと思う。
 ずっと親友だよ。
 
 梨花。
 梨花とは昔はケンカしたりしたけど、
 今ではいつも一緒だし、梨花の優しさに
 救われてたよ。
 高校受かってるとまた一緒だね。
 これからもよろしくね!
 

 それから、私は3年になってから
 すごく仲がよくなった人達がいます。
 いっぱい傷付けてしまったけど、
 短い間だったけど・・・
 一緒にいれて楽しかったよ。


 私は、みんなに出会えてよかったなぁ
 と思いました。
 みんなと一緒にいれて幸せでした。
 
 みんなのこと大好きです!」


これが私の文集。


なつと千絵に見られると恥ずかしい。


「文集もらうまで、楽しみにしててね」


私はそう言って、なつ達に私のページをさっさと渡した。


「楽しみにしとく~」


なつはそう言って笑ってた。


この文集、きっとみんなの想いがいっぱいつまってると思う。