「ゆぅ君、ごめんなさい・・・」


私は流れる涙を必死にこらえて、ゆぅ君を見つめ、そう言った。


「大丈夫やけん、そんな謝るなよ」


私はゆぅ君の優しさが耐えられなくなってやっと言う決心が着いた。


「・・・違うの。あのね、聞いて欲しいことが・・あるんだけど・・・」


私は話を切り出した。

ゆぅ君はうん、うんと頷いてくれた。


「この場所はね、私にとって本当に特別な場所で。初めてゆぅ君と二人で話した場所だし、指輪をもらって付き合い始めた場所だし。だから、これからもずっと私の大切な場所なんだ・・・」

「俺も、そう思っとる・・・」

「だから、ここで言おうって決めた」


ゆぅ君は何を?って聞いてきた。

私は話を続ける。


「たった3日間だったけど、楽しかった。本当にすごく楽しくて、幸せだった。本当はずっとずっと一緒にいたいって思ってたよ。だけどね、もう一緒にいられないの。別れよう、私達・・・」

「はぁ?何言うてんや?」


別れようって言葉を聞いてゆぅ君は感情的になって怒った。


私はこの時、初めてゆぅ君が本気で怒った顔を見た気がする。