なんとなく、眠れない夜に。氷華は、汚れた部屋を見て、思わず顔を歪める。
昨日はお酒を飲みすぎてしまった。氷華の頭に痛みが走る。
部屋には数個、ビールの空き缶が散らばっており、部屋の中心にある古びれたダイニングテーブルには無数の絵の具のチューブがころがっている。
空き缶は掃除する気は全く起きなかったのに、お酒で頭が重い中、夢中で絵を描いていた。
気がつけば、もうこんな時間だ。
カーペットの上で、ダラダラしていていい時間ではない。
片付けよう。もちろん空き缶のことではない。
「よっこらしょ、」思わずそんな声が出る。最近、立ち上がろうとすると、思わず言ってしまう言葉だ。
もう歳だろうか。いや、まだ、まだピチピチなはずだ。まだ21歳。
もしかすると、もう世間では21歳はおばさんなのだろうか?そんな、アイドルではあるまいし。
氷華は、そんな疑念を抱えながら、ダイニングテーブルの方へ足を運ぶ。
絵の具のチューブを一つ一つ持ち、収納場所の棚の方へと運ぶ。この地道な作業が、なんとも面倒くさい。今日は余計にだ。頭が痛い。絵を描いている時は微塵も気にならなかったというのに。
やっとの思いで絵の具のチューブの片付けが終わり、氷華は、今日はもう寝ることにした。
今日は頭が痛いし、尚更だ。決して早いのは言えない時間だが、早く寝よう。
そうは思っても、なかなか足が動かない。
どうにか寝室の方へ足を向かわせようと必死に格闘している間に、いつの間にか、ダイニングテーブルに、上半身を預け、座りながら寝てしまった。
昨日はお酒を飲みすぎてしまった。氷華の頭に痛みが走る。
部屋には数個、ビールの空き缶が散らばっており、部屋の中心にある古びれたダイニングテーブルには無数の絵の具のチューブがころがっている。
空き缶は掃除する気は全く起きなかったのに、お酒で頭が重い中、夢中で絵を描いていた。
気がつけば、もうこんな時間だ。
カーペットの上で、ダラダラしていていい時間ではない。
片付けよう。もちろん空き缶のことではない。
「よっこらしょ、」思わずそんな声が出る。最近、立ち上がろうとすると、思わず言ってしまう言葉だ。
もう歳だろうか。いや、まだ、まだピチピチなはずだ。まだ21歳。
もしかすると、もう世間では21歳はおばさんなのだろうか?そんな、アイドルではあるまいし。
氷華は、そんな疑念を抱えながら、ダイニングテーブルの方へ足を運ぶ。
絵の具のチューブを一つ一つ持ち、収納場所の棚の方へと運ぶ。この地道な作業が、なんとも面倒くさい。今日は余計にだ。頭が痛い。絵を描いている時は微塵も気にならなかったというのに。
やっとの思いで絵の具のチューブの片付けが終わり、氷華は、今日はもう寝ることにした。
今日は頭が痛いし、尚更だ。決して早いのは言えない時間だが、早く寝よう。
そうは思っても、なかなか足が動かない。
どうにか寝室の方へ足を向かわせようと必死に格闘している間に、いつの間にか、ダイニングテーブルに、上半身を預け、座りながら寝てしまった。
